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neteye AN-C55 徹底レポート

●お知らせ1
後継機種としてAN-C55(S)が発売されていますが、変更点はイクリプスナビ用の変換コネクターが付属したことだけで、カメラ自体には変更が加えられていない模様です。
●お知らせ2
国民生活センターのサイトに2003年5月28日付で、無償交換に関する告知が掲載されています。なんでも、昨年11月に販売したAN-C55(S)の一部に正像仕様の製品が紛れ込んだとか。該当する製品をお持ちの方は、メーカーにお問い合わせください。

気になって仕方がないので手に入れちゃいました(笑)。

製品的に良さそうな雰囲気が漂いながら、あまりネット上で情報が流れていないneteye AN-C55。このらくなびが手に入れた限りは徹底レポートします。まずメーカーは全く無名の「慶洋エンジニアリング」。商品パッケージの「防水構造超耐熱ケース」「超耐熱フロントカバー」という言葉にちょっと怪しさを感じます。普通、超耐熱なんて言われたら、スペースシャトルの耐熱パネルくらいの凄さを想像してしまうと思うのですが。。。まっ、いいか(笑)。

箱の中は盛り沢山。訂正文書もいっぱいです。

カーナビを思わせるようなコード数の電源コード、しかもギボシ加工済。カメラコントローラー取り付け用のマジックテープ、取り付け台用に用意されたクリーナー。とても税込み12500円のカメラとは思えない内容です。

ただ、訂正文書が2枚も入っているのは感心しません。

まず1枚目の訂正文書によると、マニュアルにある「スモールライトの点灯により感度が高感度モードになる」との記載が、そのような機能が全く無いものとして否定されています。まぁ、イルミネーション配線への接続ケーブルがない以上、できるわけないのですが。あとエクリプスとアゼストについては、バックギア連動ができない旨が書かれています。専用ケーブルゆえに接続できないとのことです。

続く2枚目では、適合機種一覧について更新されています。要するに、アゼストはNVC710VDのみ対応で、エクリプスは全滅ということらしいです。


えっ、超耐熱ケースの実体がこれ?

見た目からアルミダイキャストボディーと思いきや、ただのプラスチック。でも、松下製CCD採用だけあって、映像はものすごく綺麗です。少なくともサンヨーテクニカCDM-101とワンランク、いやツーランク違うレベルです。一番大きな違いは色合いが正常ということ。まぁ、CDM-101がちょっとズレてだけかもしれませんが。あと、水平115度の広角レンズ採用との宣伝文句通り、めちゃ広角です。

あと、バックカメラということで鏡像の設定になっています。残念ながら、正像するスイッチなどはありません。ちなみに、サンヨーテクニカのCDM-101だとカメラ背面に切替スイッチがあります。

リバース連動以外に、手元スイッチでもON/OFFできます。

手元スイッチの質感はまぁまぁです。安っぽくはないです。ケーブルは2メートルくらいあります。

さて、このそもそもどうやってリバース連動させるのが不思議に思われたりしませんか?

まず、CDM-101のようなごく普通の電源(+/-)とRCA映像出力しか持たないバックカメラは、

+電源 (バックランプ or ACC電源に接続)
アース
映像出力

接続すれば終わりです。しかしこれでは、「リバースに入れたときしか」バックカメラが表示されません。チューナーを操作してビデオモードに切り替えればOKという噂もありますが、そのためにはカメラの電源をACC電源から取っておく必要があります。つまり、エンジンがONのときはいつでもカメラに電源が入っているということになります。
次に、AN-C55などのコントロールBOX付きのカメラの場合ですが、基本的に以下の5つの接続が必要です。
バックランプ配線
ACC電源
アース
擬似バックランプ出力
映像出力
この中の擬似バックランプ出力を、チューナーのバックランプの配線へ入力します。リバースギアにしてバックランプが点灯するときは、この擬似バックランプ出力からは12Vが出力され、チューナーもバックと判断してバックカメラに切り替えます。ポイントは、通常走行時でもスイッチをONにすることで、擬似バックランプ出力から12Vを出力することにより、バックカメラに切り替えさせることができる点です。
チューナーを操作してビデオモードに切り替えるのと、コントロールBOXから伸びたスイッチでバックカメラモードにするのは、一見して同じことのように思えます。しかし、後者だとカメラには必要時だけしか電源を入れる必要がありません。

具体的な配線方法について

配線方法についてご覧頂いた方からご質問のメールを頂きました。ご返事差し上げたメールから抜粋する形でこのコーナーにてご紹介します。
まず、説明を簡単にするため、各種配線に記号を付けます。それぞれ入力側と出力側で区別を付けました。入力側と出力側がペアになるように配線する必要があります。
車両側の配線 AN-C55の配線 カーナビのチューナー部
a. バックランプ配線 (出力) b. バックランプ配線 (入力) -茶色-
c. ACC電源 (入力) -赤色-
d. アース -黒色-
e. 擬似バックランプ出力 +12V (出力) -青色-
f. 擬似バックランプ出力 +5V (出力) -緑色-
g. 映像出力 (出力)
h. バックランプ配線 (入力)
実際の配線は、以下のようになります。
a→b を接続
c はどこか適当なところから取る
d は普通に車体アースして取る
e→h を接続
f はどこにも接続しない
g はチューナーのビデオ入力端子へ接続
コントールBOXの役割を改めて確認すれば、
(1)リバースギアに入れたときに、バックカメラに切替
(2)リバースギアの位置に無関係に、切替ボタンを押せばバックカメラに切替
の2点です。これを電気的に考えれば、
(1)aがHigh(+12V)になったら、hにHighを出力する
(2)aの状態に関係なく、ボタンが押されれば常にhにHighを出力する
ということにすぎません。ここで、a→b、e→hという接続であることを考えれば、当然ながら
(1)bがHigh(+12V)になったら、eにHighを出力する
(2)bの状態に関係なく、ボタンが押されれば常にeにHighを出力する
となります。

接続ケーブルはUSBケーブル。しかし、、、

上で擬似バックランプ出力ができると書きましたが、12V出力の他に5V出力もあります。マニュアルをみる感じだとパナソニックのチューナーには5V出力の接続を推奨しています。らくなび的には、「どうして5Vも必要なの?」という素朴な疑問があります。パナのTW-CC200BAの仕様はよく分からないのですが、それに合わせているのでしょうか。もしその辺の事情をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください。

カメラから伸びたケーブルは間違いなくUSBケーブル。もしや、

USBカメラなのでは?

と期待は膨らみます。デジタル伝送ならノイズに強く劣化も無いはず。こちらの期待を煽るように、映像出力端子は金メッキ。もうこうなったら、開けるしかないでしょう。


期待を胸に蓋を開けてみると、、、

さぞ、USBのデジタル処理回路が詰まっていると思いきや、ただの12V→5V降圧回路でした。残念。USBケーブルはただの4芯ケーブルとして使われていただけです(5V電源、電源アース、映像信号、映像アース)。カメラ自体は5Vで動作しています。

カメラを開けてみました。

CCD回路自体はかなり小さいです。集積化されていることの表れでしょうか。見た感じでは、松下製CCDかどうか分かりませんでした。またボディーの内側にボタン状のシリカゲルが入れてありました。

実際の使い勝手は?

ネット上に参考になるレポートがアップされている方がいらっしゃるので、以下に紹介させて頂きます。
まっくろさんによるインプレッション
すぎやまさんによるインプレッション

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