|
|
![]()
| p.4 キーワードは、EIAJ Type4 |
HDX300の電源コード、DIYで取付けをされる予定の方なら気になる存在のはず。
まず電源コードの長さは3メートル。その先から4つの配線が分岐します。端子形状は、ACCコードと車速信号コードに関してはギボシです。
- アクセサリーコード(70cm)
- アースコード(70cm)
- サイドブレーキコード(70cm)
- 車速信号コード(70cm) ※実際には、付属の中継ケーブル(1.5m)でさらに延長した状態で使います。

システムアップ電源コード
さて、オプションのシステムアップ電源コードの方はどんな具合になっているかと言えば、、、。
- リバースコード(60cm)
- 映像音声入力コード・ピンジャック3本(60cm)
- 未使用(60cm)
- アクセサリーコード(60cm)
- アースコード(60cm)
- サイドブレーキコード(90cm)
- 車速信号コード(60cm)※実際には、付属の中継ケーブル(1.5m)でさらに延長した状態で使います。
標準の電源コードに比べて全体的に70cm→60cmと短くなっているのが謎ですが、そんなことよりも気になることが。
パナ伝統(?)のON/OFF出力リードがありません。
バックカメラのページをご覧になられた方ならお分かりになる通り、この配線が無いとカーナビ側から必要に応じてバックカメラの電源をON/OFFできません。つまり、カメラの電源をバックランプから取るか、ACC電源から取るかで悩まなければならないのです。ちなみに、説明書ではバックカメラの電源はバックカメラから取ることになっていますが、それだとギアが前進の時にリモコンでカメラに切り替えてもカメラを表示できないことになります。
# ここの文、バックカメラが気になる方以外には意味不明かもしれませんが、お許しを。
さらに、
未使用(60cm)
のコードの役割が気になります。目的も無しにケーブルが用意されるわけはないので、何か役割はあると思うのですが。。。
このシステムアップ電源コード、こちらの書き込みによれば初期生産分は完売してしまった模様。急遽追加生産しているとのことで、12月末から年明けにかけて市場に流れ出すとのこと。それにしても、あのケーブルで8,000円はちと高すぎません? もしかして、
オプション品で利益を出す作戦?
車速信号中継コード
こちらの書き込みで、オプションのシステムアップ電源コードやHDDナビ用のせかえキットに車速信号中継コードが含まれていないことが話題になっています。(■訂正■ のせかえキットには車速信号中継コードは含まれています) 説明書では必ず接続するように指示されていますが、2台目以降の車では付けようにも無いことには付けようがありません。問題の「回路保護部品」とは一体何なのでしょうか?
最新の破壊検査技術 (^.^;
によって透視した結果、
整流用ダイオード
であることが分かりました。カーナビ側からクルマのECUユニットへ電流が逆流することを防止する目的でしょう。ダイオードといってもいろいろありますが、1A程度に耐えられる一般的なものを選ばれれば大丈夫。この種のダイオードは、警報装置を装着する場合によく用いられます。ちなみに型番は「K3 28」でした。
(■訂正■ ririkoさまからのご指摘をご覧ください)
ただ、楽ナビの車速信号線にはこのような保護用の回路は一切付いていません。おそらくHDX300では、取り外したときコネクターがぶらぶらするため、何らかのはずみで静電気が流れたり、ショートする可能性を考えての対策なのでしょう。
車速信号中継コードについてririkoさまからご指摘頂きました! どうもあのダイオードはショットキーダイオードのようで、HDX300→ECU(車速信号側)が順方向になっておりました。(順方向電圧実測値0.195V、通常のダイオードの順方向電圧約0.6V前後)
このショットキーダイオードの目的は以下の2つと考えます。
1)ECU側の保護ではなくHDX300側の耐圧保護
おそらくHDX300側の耐圧が低いので、車速信号中継コードなしで車速信号と
HDX300を直接、接続すると車種にもよりますがHDX300側の耐圧不足で壊れる
可能性大です。また、HDX300側が壊れると車速信号にも悪影響を与え、車の
走行にも影響が出る可能性があります。
2)車速信号源側に対する容量負荷の抑制
車速信号はそれなりの高周波なので容量負荷を出来る限り接続前と同等に保ち、
AC的な特性を変えないつための配慮があると考えます。したがって、車速信号
中継コードのECU(車速信号側)とダイオード間の配線は短くなっていました。
他のナビではこのようなAC的な配慮をなぜしないのか不思議です。
(職業がら非常に気になります。 →HDX300設計者の方”エライ”かも)
おそらく、HDX300の入力にプルアップ抵抗が入っていおり、車速信号がLow(0V)のときはHDX300入力電圧は約0.2V、車速信号がHigh(5V)のときはHDX300入力電圧は約3.3Vとなります。HDX300の入力としてはmax3.3Vしか入ってこないことになります。
ここでダイオードにショットキーを使用することでHDX300のLowレベル入力がより低い電圧となり、安定したLowレベルを受けれるようになります。
(フォントの関係で図がずれてみえていたらすいません。)
この回路の場合、車速信号がLow:0V、High:12Vの場合でもHDX300には0Vまたは3.3Vしかかかりません。
電源(3.3V)
|
+-----抵抗----+
|
車速信号--------ダイオード-----+------------------HDX300
(0V or 5V) (← 約0.2V) (入力0.2V or 3.3V)
詳細は、こちらの書き込みにて。
ちなみにこちらの書き込みによればこの車速信号中継コード、サービス部品として取り寄せれば300円とのこと。工具箱を開けらればダイオードの1本や2本は転がっているという方は別にして(笑)、買出しにいく手間を考えれば納得できる価格でしょうか。ただ、できればオプション品に標準で添付して貰いたいところです。
これが話題の車速信号中継コード
これが中味を「透視」した結果(笑)
昼画面と夜画面の切り替え基準
あともうひとつ気になるところといえば、イルミネーション配線が無いこと。楽ナビのようにイルミネーション配線があるナビだと、ライトの点灯に連動して地図が夜画面(夜間に見やすいようにトーンを落とした配色の画面)になるのですが、HDX300は
時刻に連動して
切り替えます。特に本体に光センサーを備えているわけでも無いので、長いトンネルだとちょっと辛いかも。ちなみに、昼画面と夜画面の明るさはそれぞれ5段階に調整できます。「昼画面で一番暗い時>夜画面で一番明るい時」なので、全体としては10段階の変化が楽しめます(?)。
| ちなみに楽ナビでは、、、 |
昼画面と夜画面の切り替えは(1)イルミネーション、または(2)時刻に連動します。この時刻、日付からおおよその日出、日没時間を考慮したものになっているそうです(HDX300も似たようなものでしょうが)。またモニターの明るさについては、モニターの横にある
で2段階の調節ができるのみ。もちろん手動操作です。古風なスライドスイッチ |
時刻に連動して画面の配色が切り替わります。
明るさはそれぞれ5段階から選べます。計10段階。
ACアダプター
さて前ふりが長かったですが、今日の本題はここから(^.^;。
ごくごく一般的なアダプターです。
HDX300を買われるからには、もちろんACアダプターも一緒に揃えられるはず。もちろん、純正のアダプターを購入されるのがベストですが、秋葉原辺りで安いアダプターを探されたい方のためにちょっとだけ情報を。
まず付属のアダプターは、家電で一般的なEIAJ極性統一規格のもの。このEIAJ極性統一規格、(社)日本電子機械工業会(EIAJ)が極性誤接続及び電圧誤接続等を防止するために、それまで各社バラバラだったDCプラグとジャックを標準化した規格です。使用する電圧レベルによってタイプが5つほどあって、HDX300のアダプターはタイプ4(DC10.5V〜DC13.5V)に該当します。ですから、
EIAJ極性統一規格タイプ4のDC12V、容量3A以上
のアダプターを用意されれば、スペック的には問題ありません。ただ、実際に調べられれば分かる通り、DC12Vで3Aとはかなりの大容量アダプターなので、普通のお店ではまず見つらないでしょう。容量が小さいアダプターでも一見動くように見えますが、故障・発火の危険があるので避けられた方が無難です。
安物買いの銭失い
にならないように、くれぐれも判断は慎重に!
ちなみに、価格コムのHDX300に関する掲示板には代用アダプターに関する情報が数多く寄せられています。「どうしても!」という方は、
EIAJをキーワードに検索 (@価格コム掲示板)
されればお探しの情報に巡り合えるはずです。
DC12Vで3Aとは大容量の部類に入ります。
「EIAJ 極性統一プラグ タイプ4」で探されればOK
残念なのが、ACアダプターを使ったときはFMトランスミッターがOFFになるという仕様。ここは是非改善して貰いたいですね。
シガライター電源コード(CA-LPS40D) (2003/8/25追加)
今や、ジャパネットたかたでも取扱われるようになったHDX300ですが、消費者の声というよりもむしろ商品を売る側の希望に応えるかのように、シガーライター電源コードが2003年6月に追加発売されました。「シガーソケット対応」と聞けば、多くの消費者は「私でも簡単に取り付けられそう♪」というイメージを抱くとか。
実際のところはと言えば、シガーソケット以外に車速信号、パーキングブレーキの2つの配線を別途行う必要があり(参考情報:お客さま談話室 過去ログ[#802])、シガーソケットから連想されるイメージからはちょっと程遠く、付属の電源コードで十分です。
のせかえでの利用を検討されている場合も、同様なことがあてはまります。車速信号の接続をされないのなら話は別ですが、接続されるのでしたら、いっそのこと別途電源コードを購入された方が無難です。FAQページで紹介しているテクニックを利用すれば、標準添付の電源コードは2,000円(部品定価)、車速信号中継コードは300円(部品定価)でサービス部品として取り寄せることが可能です。CA-LPS40Dの希望小売価格が4,500円であることを考えれば、電源コードを購入されてしまった方が安上がりかつ便利です。
ちなみに、CA-LPS40D自体には車速信号中継コードは付属していません。
| オークションで販売されているシガーライター電源コード |
| オークションでは、HDX300用のシガーライター電源コードと称し、一方がシガーライターソケットプラグ、もう一方がEIAJ Type4のDCプラグが販売されています。純正オプションのシガライター電源コード(CA-LPS40D)に比べて、車速信号とパーキングブレーキの配線が不要な分、一見便利そうにみえますが、FMトランスミッター機能とVICSビーコン受信機は使えないことにご注意ください。また車速信号を接続されなければ、当然それだけ自車位置精度は落ち、ポータブルカーナビと同程度になります。 |
(つづく)